第15回コピー大学賞の結果
課題:
子どもたちが「勉強」をしたくなるキャッチコピーを考えてください。
課題提供:コピー大学
グランプリ
該当者なし
特別賞
知ってるって、強い。
うりぼーさん
受賞の言葉
このキャッチコピーは、祖母との会話の中で生まれました。
祖母の時代は戦争があり、家は貧しく、長女の祖母は働かなければならず学校に行けなかったそうです。
祖母から日々言われる言葉が、
「あなたは勉強する環境があるんだから時間を大切にしなさいね。知識は強みになるのよ。」
です。
今私は大学生で、夢に向けて勉強しています。
だらけたくなる瞬間ってよくありますが、そんな時は祖母の言葉を思い出すようにしています。
そのキャッチコピーが、勉強をしたくないと思っている子どもたちの頭の中に少しでも残ってもらえたらいいな、そして、少しでも勉強したいと思ってもらえたらいいな、おこがましいですが、そのように思います。
この度は誠にありがとうございます。
奨励賞
知ってることは強いこと。
ゆきちさん
なりたい自分への最強アイテム!
じゅんさん
コピー大学事務局評
今回の応募総数は 4,679作品でした。
しかしながら、一般投票において「相応しいものがない」という投票が最も多かったため、今回はグランプリ作品は「該当なし」という結果になりました。
特別賞の「知ってるって、強い。」と、奨励賞の「知ってることは強いこと。」は、とても似ている作品です。「知ってるって、強い。」のほうがわずかですが、多くの票が集まりました。
一般審査員の評価は、
「子どもにとって一番わかりやすそう」
「ストレートでとても良いキャッチコピーだと思います」
「知ることの強みが伝わってくる」
「きれいな文言より、一番刺さる文句を選びました。」
「子供にも響きそうだなと思いました」
「知の力を一言で表現したシンプルで力強さが響きました。」
といったものでした。
「わかりやすい」「シンプル」というコメントが多数を占めていましたが、語呂が良かったことも、得票数の違いにつながったのだと思います。
今回の応募作品は、全体的に似たような作品が多数見受けられました。
「未来」「夢」「冒険」「楽しい」「ゲーム」「挑戦」といった言葉を使用した作品が非常にたくさんありました。
惜しくも賞からもれてしまいましたが、下記の作品も一般審査において高い評価を得ています。
勉強すると楽しいがふえる。
「きらい」を「みらい」に変えよう
ふやそう!“ミライ”のせんたくし。
勉強を始めたら、夢が出来た。