第10回コピー大学賞の結果
課題:公共広告
「仕事をすること、働くことの楽しさや素晴らしさ」を伝えるキャッチコピー
課題提供:コピー大学
グランプリ
良いことばかりじゃない。
でも、悪いことばかりでもない。
Sooさん
受賞の言葉
社会人として責任を感じながら働くというのは、きっと良い事ばかりではないと思います。
むしろ、思い通りにいかないことの方が多いのではないか、と就職活動をしながら考えていました。
しかし、生き生きと働く社会人の先輩方の姿は、働くことはきっと悪い事ばかりじゃないと私に思わせてくれました。
私自身、四月から新社会人になる身なので、働く事への希望や、自分自身への激励も込めて書きました。
このコピーを見た方々にも、働く事に対して前向きになってくれたら嬉しいです。
コピー大学奨励賞
仕事がスキだと、毎日がムテキだ。
木村 有花さん
頑張る君は、いつか誰かの憧れになる
佐伯すずさん
あの日あこがれた大人になろう。
岩中 幹夫さん
コピー大学事務局評
応募総数は、2478作品でした。
全体の傾向として、「Workとワクワク」をかけたり、「感謝されること」「世の中が誰かの仕事で出来ている」「仕事が世界や未来をつくっている」「働く自分はカッコイイ」「歯車」「お金だけじゃない」「仕事が終わった後のビールがうまい」といったことを軸にした作品が多く見受けられました。
多いということは、誰もが思いつきやすいということ。
コピーには、新しい視点やハッと思わせるような気づきが必要です。
グランプリ・奨励賞ともに、似たような案はありました。
そのため、今回は3回にわたって一般投票を実施し、受賞作品を選出しています。
グランプリに輝いた作品は、僅差ではありましたが、毎回トップの得票数を獲得しました。
「ホントのことが書かれていて好感が持てる」
「一番納得した」
「手放しに良いと言わないあたりがオシャレでいいと思います」
「現実的で、一番心に染みる」
「気持ちが代弁されている」
と、一般審査員がコメントしています。
「仕事がスキだと、毎日がムテキだ。」は、「明るい気持ちになれる」といった意見が目立ちました。
今回は惜しくも選ばれませんでしたが、
「楽じゃないけど、楽しいよ。」
「働くために生きるんじゃない、生きるために働くんだ。」
も、評価の高いコピーでした。